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観光地・見どころ

仙台城址 騎馬像
仙台城址(青葉城)騎馬像

伊達政宗公は、米沢城に生まれ、黒川城、岩出山城と移城し、慶長6年(1600)に仙台城を築城。廃藩置県、廃城令までの約270年間、伊達家13代の居城であり、仙台藩の政庁であった。晩年は、70歳まで若林屋敷で過ごした。現在は、政宗騎馬像の他、支倉常長像、土井晩翠の文学碑などがあり、市内を一望できる。 天守閣を持たない平山城。政宗像としては3代目。特徴の独眼流、眼帯は?!

瑞鳳殿
瑞鳳殿(経ヶ峰)

寛永14(1637)二代藩主、伊達忠宗公によって建てられた、藩祖 伊達政宗公の廟屋である。絢爛豪華な桃山風の建築物で、昭和6年 国宝に指定されたが、昭和20年 戦災で焼失。 現在の廟所は昭和54年に再建された。本殿傍の資料館には、副葬品 太刀、具足等が展示されている。同地内には、二代目忠宗公、三代目綱宗公の廟所、感仙殿、善応殿もある。 二方の階段はそれぞれ62段。行きと帰りに数えてみて下さい。

大崎八幡宮
大崎八幡宮(国宝)

国宝。東夷征伐の際、坂上田村麻呂が武運長久を祈念、宇佐八幡宮を鎮守府に勧請。室町時代、奥州管領大崎氏が大崎市田尻に遷祀し、守護神として篤く崇敬して大崎八幡宮と呼ばれるようになる。慶長12年(1607)伊達政宗公が社殿造営。桃山風建築物、最古の権現造り。また伊達一族の出身地、山形県米沢市の成島八幡も合祀されている。 日光東照宮以前に建立、拝殿「にらみ猫」は棟梁刑部左衛門国次(オサカベ)作でのちに左甚五郎のモデルの人物。

仙台市博物館
仙台市博物館

伊達家から寄贈された資料群の保管・展示・研究のために昭和36年に開館、61年に新築。 仙台藩に関わる歴史・文化・美術工芸資料など7万6000点余りを収蔵。 重文財の政宗所用具足・陣羽織、三沢初子所用帯や、国宝に指定されたローマ法王に謁見した支倉常長ら慶長遣欧使節関係資料など、随時1200点ほどを展示。 初代騎馬像 政宗像がここにあります。訳あって胸像ですが。 ※改修工事の為休館中。令和6年4月まで

松島
日本三景松島

松島湾にある大小260の諸島のことで、日本三景の一つ。伊達政宗公の菩提寺である 瑞厳寺や、五大堂、観瀾亭、円通院など桃山様式に彩られた仏閣や茶室などが多数ある。四大観、双観山、西行戻しの松公園など絶景ポイント。景色の素晴しさに「松島やああ松島や…」と芭蕉が五大堂からの眺めで言った、とあるが記録は残っていない。 遊覧船にどうぞ。塩釜行きや嵯峨渓遊覧もお勧めです。

蔵王 お釜(山形)
蔵王 お釜(山形)

蔵王連峰(熊野岳、屏風岳、刈田岳、杉ガ峰)の五色岳にある火口湖。有史以来40数回の噴火。最近では明治28年に噴火。今も硫黄物を噴出。周囲約1080m 最深度27.6m。水温は、表面から10数mの深度で 2℃で、深度を増すと温度が高くなる特殊双温水層で、世界でも例がない。途中、滝見台から不動滝、三階滝が見える。 宮城と山形にまたがる2千mの山々蔵王連邦。紅葉シーズンは特に見ごたえあり。

平泉中尊寺・毛越寺(岩手)

中尊寺(岩手)
中尊寺(岩手)

中尊寺は、嘉祥3年(850年)慈覚大師円仁により開山と伝えられ、その後、奥州藤原氏の初代清衡が長治2年(1105年)に造営着手。多宝寺、大長寿院、天治元年(1124年)には金色堂を完成させた。全盛期には40にも及ぶ塔堂があった。藤原三代による庇護を失ったのち多くは焼失したが鎌倉幕府による覆堂の建立や仙台藩による遺跡保護により3000点以上の国宝や重要文化財が残されている。 世界遺産、平泉は中尊寺、毛越寺、観自在王院、無量光院、金鶏山などで、浄土思想、理想世界を創り出そうとしたもの。